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229 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM :2007/10/31(水) 01 42 52 「と、遠坂……」 「…………」 彼女は遠坂凛に相違あるまい。 凛とした彼女を表現するに一番適した顔のパーツ、雰囲気。トドメに赤い服。その幾百、幾千にも及ぶ組み合わせをクリアできる者などいる筈がない。彼女は遠坂凛だ。 だが事実の確認よりも、先に盗まれた物を返してもらうのが先決だと頭の中で声がした。 「えっと。とりあえず、その手に握られている物、返してくんない?」 「…………」 無言で手を伸ばし、莫耶の所持物であろうクリアイエローの水晶を差し出す。気のせいか、そのふてぶてしい態度はこちらを見下しているような気さえする。 「えと……」 無言の空気に耐えられず、気を逸らそうと改めて彼女の全身を眺める。 なるほど、彼女は遠坂凛だ。その嫌というほど見慣れた顔、見間違えるなどあろう筈がない。 ……だが直後、彼女が遠坂凛でない決定的証拠を確認した。というか何故すぐに気付けなかったのか不思議なくらい、ソレはあからさますぎた。 「ち、小さい……。遠坂、お前、それは……?」 目の前の遠坂凛は……。 3頭身だったのだ。 「何よ。文句あんの?」 「いや、でも、なんでさ……」 ———ああ、この気持ちを何と言い表せばいいのか。 シュール。 いや、シュールなのは確実だ。普段あれほど恐ろしい彼女が、潰れた饅頭のような愛らしい姿になっているなんて……。プリプリ不機嫌そうな顔ですら、その役割を果たしきれていない。 そして3サイズが裸足で逃げ出しそうなこの寸胴! いつも密かに自分のスタイルを気にしていたのは知っていたけど、こうなってはスタイルも何もない。こけしに手と足がついたが如くの体。 何というか、かつて俺の憧れだった遠坂凛を根底から覆すこの現実。本来なら怒りが先にくる所だろうが……それよりも先に、俺は腹の底から這い上がってくるアレを堪えるのに全神経を動員する羽目に陥っていた。 「………………何よッ!」 「いや、くっ、その…………プ」 「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!」 真っ赤になった彼女から、その短い足が俺の股間へと吸い付いていき————。 瞬間。世界が反転した。 ——————。 ———————————。 「シ、シローーウっ!!?」 「———お、おおう、おおぉぉ……」 気付けば。俺は衆目の中、股間を押さえながら蹲るという恥ずかしい格好をしていた。 目の前を見れば、あの遠坂っぽい子はいつの間にかいなくなっている。 「お、お、おぉぉ……おお…‥」 「大丈夫か!? ま、まさか……毒!? そんなっ、私は解毒の魔法なんて使えないぞ!?」 「お、うお……。だ、大丈夫だ、莫耶。こ、これは金的といってな、男の最大の弱点をやられたんだよ……」 「弱点って……。あの、本当に大丈夫なのか? 何だったら人を呼ぶが……」 「いや、絶対に呼ばないで。放っとけば治るから」 「そ、そうか……?」 アソコを蹴られました、なんて人に言えるワケがない。そんなことしたら羞恥のあまり死んじまう。 結果はどうあれ———(結果? 過程じゃなかったっけ?)———とにかく盗られた物は取り返した。気を取り直して立ち上がり、手にしていた水晶を少女へ手渡す。 「はい、どうぞ。水晶なんて持ってたんだな。知らないけど高値で売れるのかな? 今度は盗られないようにしないと」 「ありがとう……」 そして心底ホッとしたように、少女が胸の中で水晶を抱きしめる。その安心しきった顔を見ていると、こちらも知らずに笑みが浮かんでくる。盗られた物が戻ってきて本当に良かったって思えた。 「あの、今日は町の散策は……」 「———すまん、正直立ってるのも辛いくらいだ。悪いが今日は宿で休養させてくれ」 「わかった……」 彼女なりに楽しみにしていたのか、しょんぼりとアホ毛を垂らす。その姿を見ていると罪悪感が湧いてくるが、それでも抗いきれないこの辛さ、わかってほしい。 230 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM :2007/10/31(水) 01 44 31 ———翌日 「お、来た来た」 港にでかい船———木造の客船がこちらに向かって巨体を寄せてきた。 さすがに現代に生きるだけに木造の中型船など見たことなどないが、だが実際目の当たりにすればこの迫力、鉄では味わえぬ趣がある。 そして桟橋から中へ導くべく橋が下ろされる。一番前に並んでいた俺達は、必然的に一番乗りの形となった。 「莫耶は船、初めて?」 「ああ。シロウは?」 「実は俺も初めてなんだ。楽しみだなぁ。やっぱり揺れは酷いのかな」 「そうだろうな。噂の船酔いとやらにならなければいいが……。距離はそれほどでないにしろ、何せ一晩中乗りっぱなしだからな」 この町の店屋で適当に旅支度を整えた俺達は、初めての船旅にワクワクしながら最前列で船を待った。が、混雑を予想していた割に人は少なく、肩透かしを喰らった。乗客は俺達を除いて2人のみ。 ちなみにその2人は、武芸者風の男、全身を布で包んだ、嫌な予感をバリバリに沸き立たせてくれる3頭身という、ちょっと、いやかなり妖しい出で立ちの方々だ。きっと素敵な船旅になること請け合いであろう。 「こちらへどうぞ」 入り口に立っていた案内人の女性に導かれ、通路を渡る。意外と中は思っていたより狭く、すんなりと目的の場所へと着いた。 そして困ったことに客室として宛がわれたのは中途半端に狭い一室のみで、あとは表の甲板へと通じる階段だけという有様。俺だってそれほど豪奢なものを期待していた訳ではない。それでももう少し快適な空間を得られるものと無意識に確信していた。 だが考えて欲しい。 仕切りもない一室ということは、あの妖しい2人と一晩中顔を見合わせたまま時を過ごさねばならないということなのだ。 挨拶もそこそこに、俺は寝た。 ———夜中 「……ん」 目 を覚ませば、むさ苦しいものと決め込んでいた空間は、俺1人しかいなかった。 Ⅰ:誰かがすすり泣く声が聴こえる…… Ⅱ:あの武芸者はどこにいるのだろう? Ⅲ:あの3頭身は、一体……
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812 名前: ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM [sage] 投稿日: 2007/10/10(水) 23 48 43 「莫耶って呼んでいい?」 ぴたりと。 それまで忙しく動かしていたスプーンを止め、少女は丸い瞳で俺を凝視した。 「…………あ。い、いや、だってさ、いつも呼ぶとき困るんだよっ! 俺が聞いても名前教えてくれないし。だから莫耶! 今日から君は莫耶って呼ぶことにするから!」 「………………」 半ば押し付けるようにして少女に名を与える。 そんな俺をじーーーっと何も言わず、あまつさえ表情の変化すらみせずに見つめてくる少女。 そして顔を下にして俯き、何やら考えている様子。 ……沈みかえる空気。もしかして……俺…………すべった? 「シロウ」 「はっ、はい……」 険しい顔で呼びつける王様。 ああ、でも、もし外していたとしたら……とんでもなく恥ずかしくないか!? ああっ、そもそも自分の愛剣から名前をとって莫耶だなんて安直すぎるじゃないかっ! しかも今気付いたけど、これ夫婦剣じゃん! 嫁にする気満々じゃないか! ヤバイ……あれは俺を軽蔑してる目なんだッ! 「シロウ」 「う……」 ―――だが甘んじて受け入れよう。 他の誰でもない。君が罵倒するというのならば俺は……ッッッ。 「―――悪くない」 「……え?」 「莫耶か。悪くはないぞ、いい名ではないか。私も自分の呼び名がないのは大変不便に思っていたところだったんだ。シロウの方からその話を振ってきてくれたのはとても嬉しいぞ。莫耶……うん、莫耶か……」 ―――なんと。 咄嗟の思いつきで言った名だというのに、この少女はすっかり気に入ってしまったようだ。 我ながら安直過ぎるネーミングセンスだとは思うが、一応心は込めたつもりなので、採用してもらえるのは光栄だ。自分の名を確かめるように何度も繰り返し呟いているのが微笑ましい。……もちろん、それ以上にあの微妙な空気に悩まされずにすむという喜びもあるが。 「ふふ、莫耶、か」 「うむ。今日から私を莫耶と呼ぶがいい」 意味も無く彼女をニヤニヤ見つめる。少女改め莫耶はそれに照れたのか、テーブルにある食器目掛けて顔を俯き、俺と視線を合わせないようにしていたが。まったく、可愛い奴め。 「あ、そうだ。今日は稽古どうする?」 「ん……」 食事の後は、俺の魔術の訓練とは別に、莫耶の剣の稽古をしている。―――かつてあの彼女が俺に剣を教えてくれたように。 本音を言ってしまえば莫耶はとんでもなく弱い。……もちろん、それは歳相応の身体能力ではあるが、そんなことを気にもせずに魔物に立ち向かっていくのはちょっと考えものである。 子ども、ましてや女性に剣を教えるというのは少し抵抗があったが、それでもまた無茶をやられてはたまらない。どうせまた同じような場面に遭うのならば、せめて危なくなった時に逃げられるだけの力は持っていて欲しい。 「もちろんやるぞ!」 「おし、じゃあ飯食ったら広場に行くか!」 強さの探求。 彼女は明確な目的を持って、強さを求めている。 彼女が俺に求めているものは嗜みとしての武道ではなく、実戦を想定したものであった。 あの幼い瞳に時折浮かぶ激情の炎。 それが何かはわからないが……でもいずれ話してくれるのだと信じたい。というかそれまでに話してくれるだけの信頼はほしい。 813 名前: ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM [sage] 投稿日: 2007/10/10(水) 23 49 40 「ごちそうさま」 「ご、ごちそうさま……」 空になった食器をまとめて台所に持っていく。洗い物を手早く済ませ、練習用の剣に見立てた小枝を二本持ち出す。そしてまだかまだかと待っている少女の手をとり、街の広場へと直行した。 ――――。 ―――――――。 ―――――――――――。 「せりゃああああぁっ!!」 「なんの」 ばしん 持っていた小枝で莫耶の金髪頭を叩く。多分それほど痛くはないと思うけど、子気味良い軽快な音が辺りに響いた。 「いっ、痛っ…………」 「大振りすぎるんだよ莫耶は。上段は背が高い奴が使ったらそれなりに効果あるけどさ、小さい奴が使っても全く意味はないよ。とにかく細かく細かく。莫耶は力がないんだから相手の小手とか脛を狙うんだ」 「え、遠慮がないなぁ、シロウは。だが次こそはお前から一本とってみせるぞ!」 「うん、その意気だ」 どたどたどた、と猪の如く突進してくるお子様。うーん、また大振りだ。はい、遠慮なくバチン、と。 バチン! 「うおぅ!」 「また大振り。ほら、脇をしっかり締めて。確かに大振りは威力がでかいけど、避け易いから。避けられたら隙だらけだぞ?」 「う~~~…………」 …………恨めしい目でこちらを睨むのは勘弁してほしい。しかも見ればちょっと目に涙が溜まっている。……やりすぎたかな? ふと空を見上げれば、赤く染まっていた。いつの間にかこんなに時間が過ぎていたとは。今日はこれまでにしておくか。 「そろそろ終わりにするか。日も暮れてきたし」 「わ、私は……」 「詰め込みすぎはかえってよくない。今度は今日やったことを頭の中でシミュレートしておくといい」 「う、うん……。ありがとうございました!」 「ありがとうございました。…………っと、悪いけどおつかい頼まれてくれない? 今日の晩御飯の材料買ってきて。はいメモとお金」 「ああ、わかった」 素直に俺の言うことを聞き、店まで駆けて行く。その表情は心なしか上機嫌だ。自分もそうだったが、子どもというのは頼まれごとをされれば妙にワクワクしてくる。無理もない。小規模ながらも広い世界を冒険するのだから。 さて、あれだと莫耶が帰ってくるまで少し時間がかかるだろう。その間に俺は……。 Ⅰ:グンバの家に行く①(とある暗黒騎士) Ⅱ:グンバの家に行く②(ヒュームとガルカ) Ⅲ:そういえば令呪ってどうなったんだろ? Ⅳ:ローアイアスを投影してみる 投票結果 Ⅰ 0 Ⅱ 0 Ⅲ 5 決定 Ⅳ 0
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クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- 攻略チャート ├ 夢を持て ├ 俺を裏切ったりはしない ├ 俺たちはモンスターじゃない ├ 天使の夢はひとつだけ ├ みんな どこいっちまったんだよ ├ ソルジャーの誇りは手放すな ├ ジェネシスは本当に死んだのか ├ 俺は神羅を捨てるかもしれない ├ わかった 会いにいく ├ 俺たちは英雄だ ├ ゲームクリア └ クリア後について ミッション ├ 《 ミッション出現条件 》 ├ 神羅カンパニー | ├ 訓練ミッション | ├ 治安維持部隊 | ├ 兵器開発局 | ├ 新装備体系計画 | └ 特務兵器研究所 ├ モンスター調査計画 | ├ ミッドガル・モンスター | ├ モンスター・レポート | ├ モンスター事件 | ├ 未探査領域 調査計画 | └ さらなる未知を探して ├ ジェネシス軍を倒せ! | ├ 侵攻! ジェネシス軍 | ├ ジェネシス軍大攻勢! | ├ 激闘! ジェネシス軍団 | ├ 進化するジェネシス軍 | └ 最強コピー軍団を倒せ! ├ ウータイ戦争終結戦 | ├ ウータイ残党を追え! | ├ ウータイ残党の暗躍 | ├ ウータイ特殊部隊『円月輪』 | ├ ウータイ残党 ふたたび | └ 円月輪隊を壊滅せよ ├ 宝条研究室 | ├ サンプルモンスター Lv.1 | ├ サンプルモンスター Lv.2 | ├ サンプルモンスター Lv.3 | └ サンプルモンスター Lv.4 ├ 貴重なものを求めて… | ├ アイテムを求めて | ├ ミッドガル都市開発部門 | ├ アイテムハンター・ザックス | ├ 掃除屋ザックス | ├ 企業クラッシャー・ザックス! | └ マフィア対策プロジェクト ├ より貴重なものを… | ├ 回収任務 | ├ 貴重なものを求めて | ├ 能力開発プロジェクト | ├ Pからのコンタクト | ├ 孤児脱走事件 | └ アクセサリ職人 ├ マテリアハンター・ザックス | ├ マテリアルハント始めます | ├ 魔晄石を求めて | ├ 地獄めぐり | ├ 美人お宝ハンターからメール | ├ 匿名希望からのお宝情報 | └ ユフィの予告状 ├ 謎の大空洞 | ├ 地下へのいざない | ├ せめぎあい | ├ 何を求めるのか… | ├ 伏魔殿 | ├ 謎のエネルギー | └ 未知への扉 └ 世界の謎を求めて ├ サボテンダーの秘密 ├ トンべリの捜索 ├ 浜辺でGOGO! └ 浜辺でWOWWOW! ショップ ├ 《 ショップ出現条件 》 ├ 神羅ビルショップ ├ 八番街マテリア店 ├ 伍番街マテリア店 ├ 六番街アクセサリ店 ├ 七番街ショップ ├ 調査課支援室 ├ 調査課極秘支援室 ├ かめ道楽本舗 ├ ウータイ秘密ショップ ├ ゴンガガ商会 ├ アクセサリ屋 ニブル ├ ジュノンみやげ物店 ├ ボーンビレッジ通商 ├ ミスリルマイン商事 ├ 通販ショップ・デュオ └ ネットショップ…闇 マップ ├ 神羅ビル ├ タンブリン ├ バノーラ村 ├ ミッドガル市街 ├ 伍番街スラム ├ モデオヘイム ├ ジュノン ├ ニブルヘイム ├ ゴンガガ └ ラストダンジョン データベース ├ アイテム ├ アクセサリ ├ 召喚マテリア ├ マテリア合成用アイテム └ その他アイテム マテリア ├ 魔法マテリア ├ わざマテリア ├ 独立マテリア ├ 特殊マテリア ├ コマンドマテリア └ D.M.Wマテリア 役立つ情報集 ├ SP稼ぎ ├ ギル稼ぎ ├ ~限界突破 ├ マテリア合成の法則 ├ マテリア合成 ├ マテリア合成(メモ) ├ アイテム合成 ├ パラメータMAXへの道 ├ 源氏シリーズ └ ミッション終盤攻略のコツ 基本情報 ├ ステータスの見方 └ 状態異常について その他 ├ 小ネタ ├ サブイベント ├ 呪縛の檻・咆哮の牙について ├ メール ├ D.M.W ├ 敵データ ├ スロットについて ├ マジックポットについて ├ マジックポットで入手できるアイテム └ マテリア装備枠・アクセサリ装備枠 名前 コメント すべてのコメントを見る 突然訪問します失礼しました。あなたのブログはとてもすばらしいです、本当に感心しました! -- (http //burberrywatch.sinaapp.com/) 2012-10-18 21 08 04
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ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト 【ふぁいなるふぁんたじー・くりすたるくろにくる りんぐ・おぶ・ふぇいと】 ジャンル アクションRPG 対応機種 ニンテンドーDS メディア 1024MbitDSカード 発売・開発元 スクウェア・エニックス 発売日 2007年8月23日 定価 5,040円(税5%込) プレイ人数 1人(シングルプレイ)1~4人(マルチプレイ) セーブデータ 3個(シングルプレイ)8個(マルチプレイ) レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 良作 ポイント ストーリーに鬱要素ありシステムは前作から改善 ファイナルファンタジーシリーズ クリスタルクロニクルシリーズ FFCC / RoF / LK / EoT / LD / TCB 概要 特徴・評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 FFシリーズの派生作品であるファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルシリーズの2作目。 『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』の続編だが、作中での時系列的には最初期にあたる作品。 主な略称は『FFCCRoF』。 特徴・評価点 前作に寄せられた不満点を徹底的に改善した。 新たにジャンプできるようになり、アクション制が増した。 前作で一部不満点となっていた瘴気システムを廃止。 シングルモードのストーリーの深みが増し、前作のマルチプレイでないとあまり楽しめないという部分も解消された。 ストーリーはとてもシリアスかつ鬱気味な大筋と、ところどころに挟まれる異様なノリのギャグとの対比が評価されている。 マルチプレイのシナリオは全体的に暴走気味で、シングルモードと比較するとキャラ崩壊が激しい。一応これにはちゃんとした理由もあるのだが、初見では戸惑うユーザーの方が多いかもしれない。 程よい難易度とやり込み要素。 ステージの難易度も程よい設定となっており、敵一匹に一瞬で殺される、いつの間にか複数の敵に囲まれてしまうといった理不尽な展開はまず起こり得ない。 クリアすると難度が少し上がる2周目プレイが楽しめる。2周目をクリアすると更に難しい3周目を遊ぶ事も可能。 装備は種類が豊富で、レシピも1周目だけでは全て手に入らない。 BGMの質も高く、良曲が揃っている。 町の人との会話の内容も面白いものが多い。 シングルモードでは凄まじくショタコンな鍛冶屋の女店主、いいお兄さん的態度で接しておきながら主人公の台詞の一撃で態度が豹変しやさぐれる門番兵士などブラックなネタが多い。 マルチプレイでは最初こそ閑散としているものの、ゲームを進めていくと少しずつ町の人が戻ってくる。 その中でも特筆すべきは鍛冶屋の担当キャラ。女店主に代わって(シングルモードを先に遊んでいた場合は)意外にも程がある人物が担当しており、言動も相まって一種のマスコット的な人気を確立した。 マルチプレイ用に8つのセーブデータを保存可能。全種族のキャラ(4種族x男女2種類の計8種類)を作れる。 BGM、効果音、ボイスのボリュームをそれぞれ0(無音)~10の全11段階から自分の好みのものに調節できる。BGMの大きさは問題ないが、ボイスや効果音がうるさく感じてしまうので小さくしたいという人でも安心。 また地味ながら、出力もステレオとモノラルの2種類から選べる。 前作経験者へのファンサービス的要素も見られる。 本作で拠点として登場する都市の名は「レベナ・テ・ラ」。前作でゴーストやらレイスやらが巣食っていた廃都が、まだ栄華を誇っていた頃の姿を拝む事ができるのである。 因みに前作のレベナ・テ・ラでボスを務めていた「リッチ」も本作に登場する。「幽世(かくりよ)」と呼ばれるダンジョンの他、とある意外な場所でもプレイヤーの前に立ちはだかり、死の宣告や異様に狙いをつけるのが早い魔法攻撃で苦しめてくる。 賛否両論点 裏技的なテクニックの存在。 クリアーに必須ではないが、知っているか否かで難易度が大きく変化するテクニックがいくつか存在する。 「魔石ジャンプ」は下画面からスライドで魔石を取り出し、高く積み上げて足場代わりにしてしまうというもの(*1)。セルキー以外でも高所への移動が可能となる他、ダンジョンによっては大幅なシーケンスブレイクすら可能となる。 流石にスタッフも問題視したのか、続編『エコーズ・オブ・タイム』では魔石が消費アイテムではなくなり、取り出して足場にする事もできなくなった。…別の方法で足場を作り出すこと自体は可能だが。詳しくは続編の頁にて。 もう一つのテクニックは「チャージキャンセル」。攻撃後ボタンを離さず少し長押しすると、攻撃モーション後に溜め攻撃のチャージを開始するのだが、この時チャージを始めてすぐにボタンを離すと、モーションの硬直を無視し即座に通常攻撃を繰り出せるというテクニック。 操作には慣れが必要だが、使いこなせるようになると攻撃ボタンを普通に連打しての連続攻撃よりもはるかに早く敵の体力を溶かすことができる。ちなみにこのテクニックの存在により、このゲームでは ユークが物理面でも魔法面でも最強 だったりする。 若干の種族間格差。 ユークは上記の通り、チャージキャンセルさえ体得できれば頭一つ抜けた異常な強さを誇る。 さらに女性限定だが、極めて強力且つ有用なアビリティがついた装備品のみでガチガチに固めることも可能。どうしろと。 セルキーはチャージキャンセルの恩恵を受けられず爆発力こそ無いものの、その機動力を生かしてボスの弱点部分を集中攻撃しやすい。 2段階目のチャージ技「チャージブレイク」と、攻撃した相手からHP・MPを吸収する装備品との相性も極めて良好。 リルティは連続攻撃の最後にある吹き飛ばしや、ガード不能の突進をかますチャージ攻撃で暴れ回るのが強い。 乱戦での雑魚掃除でその真価を発揮してくれる。一部ボスの取り巻き処理もお手の物。 お察しの通り、クラヴァットがその器用貧乏ぶり万能性故に割を食ってしまっている。せめてチャージキャンセルがなければ…。 極まったプレイヤーからは「クラヴァットの利点はチェリンカと女性装備の可愛さ」とまで言われてしまう事も。男性クラヴァットは泣いていい。 キーコンフィグが一応搭載されてはいるものの、操作タイプ1と操作タイプ2の2種類のみのうえ、その違いもAボタンとYボタンの操作が逆になる程度と微妙な変更点しかない。 そもそもキーコンフィグ自体が搭載されていないゲームも多々あるので、とりあえず無いよりはマシと評せなくもないが。 問題点 視点変更ができない。カメラワークも洗練されているとは言い難く、場合によっては操作に支障が出るレベルで見辛い事もある。 特に斜め方向へ物を投げる時や、台から台へ飛び移る時等の操作がカメラワークにより困難になっているという意見が多い。 前述の通りシングルモードのストーリーは深いのだが、後半が鬱気味。 可能な限りネタバレせずに説明するならば、主人公は一応幸せな生活を取り戻すことができる。 しかし人によってはバッドエンドとも解釈可能な終わり方をしている。純粋なハッピーエンドかと聞かれるとどうしても疑問符をつけざるを得ない。 + 致命的ネタバレあり、閲覧注意! 実は本作のマルチプレイは、シングルモードの「その後」が舞台となっている。 事前に条件を満たす必要こそあるが、とある場所でエンディング後の主人公一行と対面する事も可能。彼らがちゃんと「幸せな生活」を取り戻せたかどうかは、その光景を見たプレイヤー各自で判断して欲しい。 マルチプレイ用のキャラクターは髪型や顔が変えられない キャラメイキングと呼べるのは名前と種族、性別のみ。マルチで同じ種族、同じ性別のキャラと出会うと必然的に双子や三つ子になってしまう。別々の装備品をつけていないと咄嗟のキャラ判別がし辛く、プレイングにも少なからぬ影響を及ぼしうる。 前作や次回作ではちゃんと男女別のグラフィックが存在しているユーク族だが、本作では男女とも見た目が全く同じという手抜き仕様となっている。 Wi-Fiで協力プレイ(マルチプレイ)ができない。多人数プレイをしたいならば、人数分のDSとソフトを実際に持ち寄る必要がある。 マルチプレイは一応1人だけでも可能だが、その場合は本当に1人のみのプレイになる。 シングルモードの様に、他のキャラをCOMで代用して疑似マルチプレイをする…といったプレイは不可能。 味方キャラのAIが全体的に馬鹿。 黒魔の心得装備時に無駄に魔法を使って魔石を消費しまくったり、何も考えずに敵に突っ込んでいったりする。 仲間のAIは基本に主人公の進路を塞がないように動き回るよう設定されているのだが、ドロップしたアイテムが仲間の頭上に落ちた場合、このAI設定が原因でアイテム回収の為に仲間NPCと鬼ごっこする破目に陥ってしまう。その様子は傍から見て非常にシュール。 総評 薄かったストーリーは深みを増し、移動面での制約は撤廃され、シングルプレイ時の難易度も徹底的に調整された。 前作の問題点であった部分のほとんどが解消されたことにより、全体的に丁寧な出来栄えの一作となっている。 多くのレビューサイトでニンテンドーDSのアクションゲーム・RPG中で本作を一押しする声が多い事からも、その評価の高さが窺えるだろう。 余談 2009年に直系の続編である『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル エコーズ・オブ・タイム』がWiiとDSで発売された。 こちらはシングルプレイ・マルチプレイの垣根が無くなったほか、Wi-Fiでの協力プレイや、装備品にアビリティがつけられるといった要素が追加された。 「河津神」こと河津秋敏氏が関わっているからか、この作品にも相当に奇妙・珍妙な名言(=迷言)が存在する。 + 本編の致命的ネタバレあり、閲覧注意! 一番有名なのは教皇ガルデスの台詞「 この力があれば、ナンドデモォー! 」だろう。 破滅する直前に「因果律を越え、次元を移動する力」を使って全てをやり直そうとするも、この際に「どうあがいても次元を移動しようとした瞬間、即ち自身が破滅する直前にたどり着いてしまう」よう細工を施されてしまい、やり直しも破滅もできずに同じ時間をナンドデモォー繰り返すという、何処かで見たような末路をたどる。そのときの台詞がこれである。 FFCCの話題について語る掲示板では、話題がループした際に「ナンドデモォー」と書き込まれるのがお約束だったとか。
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今日 - 合計 - プレイオンライン/ファイナルファンタジーXI ヴァナ・ディール コレクション2の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時33分11秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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[敵の技] カエルのうた 5 ○ 単体 - 睡眠+カエル状態にする レベル4自爆 10 ○ 全体 - レベルが4の倍数の敵を瀕死+ミニマム状態にする マジックハンマー 3 ○ 単体 - MPを100吸収 ホワイトウィンド 34 - 全体 - 使用者の現在HPの分だけ全体のHPを回復+状態異常回復 マイティガード 56 - 全体 - バリア+マバリア+ヘイスト状態にする 天使のささやき 50 - 単体 - HP全回復+状態異常回復(戦闘不能を含む) ドラゴンフォース 19 - 単体 - 防御力と魔法防御を1.5倍にする デスフォース 3 - 単体 - 即死と「死の宣告」への耐性を付ける 火炎放射 10 ○ 単体 炎 ダメージ(攻撃力14) レーザー 16 ○ 単体 重 ダメージ(敵の現在HPの50%) マトラマジック 8 ○ 全体 - ダメージ(攻撃力11) 臭い息 58 - 全体 - 毒+睡眠+混乱+沈黙+ミニマム+カエル状態にする ベータ 35 - 全体 炎 ダメージ(攻撃力54) アクアブレス 34 ○ 全体 水 ダメージ(攻撃力52) トライン 20 - 全体 雷 ダメージ(攻撃力34) マジカルブレス 75 - 全体 炎冷雷 ダメージ(攻撃力77) ???? 3 - 単体 - ダメージ(使用者の最大HP-現在HP) ゴブリンパンチ 0 - 単体 - ダメージ(攻撃力8、使用者と敵が同じレベルならば8倍のダメージ) チョコボックル 3 - 単体 - ダメージ(使用者のレベル×逃走回数※) レベル5デス 22 - 全体 - レベルが5の倍数の敵を即死させる 死の宣告 10 - 単体 - 死の宣告状態にする 死のルーレット 6 - ランダム - ルーレットで当たった対象を即死させる シャドウフレア 100 ○ 単体 - ダメージ(攻撃力125) なんとか???? 110 ○ 全体 - ダメージ(攻撃力60) ※「チョコボックル」のダメージ量は、インターナショナル版・PC版では逃走回数と同じになっています。 Copyright.2015-2016 © Abaddon-Thor © ゲーム総合攻略アバドンの館 All Rights Riserved
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2011/7/20 @SugarSyncにサインアップして無料5GB + 最大10 GBのボーナス容量を獲得! https //www.sugarsync.com/referral?rf=bvwrs27mb882j 動画作成時に利用しています。 よければ、登録して頂ければと思います。 上へ 2011/7/20 『監獄脱出少女 Lie』公式サイトがオープン ガラケータイトルを遊びやすくスマホ化した期待作 - ファミ通App http //t.co/VAtgkCC via @famitsu Androidにもお願いします!!! 上へ 2011/7/20 『ファイナルファンタジー零式』の発売日とテーマソングを担当するアーティストが決定【動画追加】 http //t.co/bjXCnPv via @famitsu 声優が超豪華すぎですね・・・。 それにしても2枚組みってww 内容は・・・どうなっているのでしょうか?? 上へ
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482 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM :2007/11/12(月) 01 42 32 「————銀髪の娘がいなかった? 多分黒い服を着た……」 「…………」 途端に彼女は眉間に皺をつけ、こちらを睨みつけてきた。 「な、何?」 「何だも何も、貴方、あの礼儀知らずな糞餓鬼の知り合いでして? なら言っておいてください。今度わたくしの前に現れたらブチ切れますわよ、と。ああ、まだ胸がムカムカする……」 …………大体何があったかは把握した。 「ムカムカするのを抑えて聞いて欲しいんだけど、その糞餓鬼は今どこにいるんだい? 俺の腕の治療をしてくれたのは、そいつ?」 「どこにいるかだなんて知りたくもありませんわ。わたくしは貴方がここに運ばれた時に居合わせませんでしたが、傍にいたタルタル達によれば、それはもう何てこと! 酷い毒を辺りに撒き散らしていたとか。いやあねぇ……」 手振り足振りのオーバーリアクションで話の再現を行うシャントット。 絶対的に人のことは言えない気がするが、被害に遭いたくないので黙っていることにする。 「その時にこの赤い包帯を俺に巻いてくれた、と?」 「そうらしいですわね。総合的に見れば、貴方の腕はわたくし達タルタルの治療と、お下品な小娘との共同で行ったことになります。一応小娘が巻いた包帯に毒が含まれていないか調べましたが、検出はされませんでしたので安心なさってください。オホホホ、別に貴方が死のうが生きようがこちらにとっては全く痛くも痒くもありませんけど」 気を失っていた間にここに運ばれた時、偶々ここにいたカレンが聖骸布を巻きつけて治療してくれたことに間違いはない。ただ、彼女の性格の悪さが仇となり、依然として行方は知れないが。 だが俺が眠っていた時間なんてせいぜい数時間程度の筈だ。なら彼女はまだこの街に留まっているのではないか? シャントットの姿を見回せば、彼女はもう説明の義務を終え、再び扉に手をかけようとしていた。 「————シャントット!」 「……まだ何かあるというのでして? いい加減にしてくださいませ。雷を落としますわよ?」 「いや、あの……ありがとう」 瞬間、時が止まったかのようにこちらを見つめる。しかしすぐに我に返った彼女は無言で扉を開けて出て行った。 そして部屋には俺だけが残された。 「——さて」 どうするか? 決まってる。 カレンはまだここにいる筈だ。探しに行こう。 両腕が動かない分、背筋と腹筋を以って上半身を持ち上げる。寝起きの体はぎしぎしと鈍い反応を返したが、普段鍛えていた恩恵もあって比較的容易にそれは成された。 幸い服は着替えさせられてはいない。このまま外へ行こう。 ふらつく体を抑え、徐々に平衡感覚を取り戻そうと躍起になる。 扉を肩で開け、外の世界へ身を晒せば、直後、パッと煌く陽光。網膜を焼く光の根源を無意識に追って…………俺はここが幻想の世界なのだと改めて実感させられる羽目になった。 483 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM :2007/11/12(月) 01 43 52 「…………何でさ」 太陽の隣には巨大な木。 いや、確かにそれは平凡極まりない木だったのだが、普通のソレとは明らかに規模が違った。 天を貫く、という表現があるが、正しくはこの木のために用意された言葉ではないかという錯覚に囚われる。その様相は現代のビル群など軽く跳ね除け、数百メートルにも達そうという偉丈夫っぷりをアピールしていた。 でかい。少女をさらった龍なんて目じゃないほど、デカイ。 「すげぇ、な」 思わずそう漏らしてしまうほど、それはデカかったのだ。ずっと見つめていると、まるで大樹に吸い込まれそうなほど……。 「っと、いかん、感心する前にカレン探しにいかないと」 放心していた我を取り戻し、仕切り直しの意味も兼ねて自身の目的を口にする。すると今まで見えていなかったのが不思議なほどの豊かな草木が周囲に浮かび上がってきた。 豊かな陽光、豊かな草木、けしてタイル張りではない自然な砂利道。まるでピクニック先かのような穏やかさがここにはある。ウィンダスは緑の国、か。バストゥークとはまた違った安らぎを感じる。 地図の一つもあれば探索も楽だったのだが、こうなれば軽い散歩と思って地道に歩くしかあるまい。というか実際、散歩でもしたい気分になってきた。 しばし綺麗な空気と爽やかな緑光を存分に堪能しながら歩いていると、『森の区』と書かれた標が目に入った。ここもバストゥークみたいに区で分けられているんだ。 とにかく俺には前に進む以外の選択肢など頭になく、当たり前のように前へと進んだ。しばらく細い道が続いた後、俺の目に飛び込んできたのは……。 「うお、キリン!?」 恐らく飼われているのか、囲いの中で草を食べている2匹のキリンの姿だった。そして彼らを世話しているのは……。 「……よーしよし、がっつくなよ、ホラ」 頭に生えた人間でない何かの動物の耳……お尻と腰の間に生えた細長い尻尾……人間とは僅かにかけ離れた目、愛嬌のあるω形の口……。しかしそれらを俺は知っている。あの罪狩りどもと同じ……。 「よぉ、お前。さっきから何をジロジロ見てんだ?」 「え、わっ?」 気付けばいつの間にやらその世話係の人は眼前に立ち尽くしていた。 「ミスラが珍しいのか? それともダルメルが珍しい? どっちにしろ無言で見つめられるのは気持ち悪いよ。せめてアタシに一言断ってからにしてくれ」 「あ、す、すまない」 女性はそれだけ言い、自らの持ち場へと戻っていった。 迂闊だった。以前シドから説明を聞いていたものの、面と向かって目にすれば、やはり一度や二度見ただけでは順応が追いつかない。 ミスラ……。出会った4人とも女性だったけど、男もいるのだろうか? もしいたら男で耳、尻尾はちょっと気持ち悪いな……とかそんなくだらないことを考えてしまったり。 見学もそこそこに、更に歩を前へと進める。 地面は土から木へと変わり、いつの間にやら自分は橋の上を歩いていた。 「……ん、道が2つに分かれているな。さて、どうしたものか?」 Ⅰ:左へ(ケチな泥棒) Ⅱ:右へ(盲目の狩人) Ⅲ:引き返す(身勝手な赤魔道士)
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ファザナドゥ(FC) 2011/05/26 おそらくプレイするのは20年振り。 リメイクには手をつけたことがありません。 任天堂時代のFFシリーズは基本的に 「奇数がシステム重視、偶数がストーリー重視」だと思います。 まぁ最初の作品にしてみればそんなの関係ありませんが。 とりあえず船をゲットしましたが、 敵も味方も攻撃ミスが多すぎるのでテンポが悪いかな( ・ω・)